■ワークショップとは
高石健幸リビング・ラボでは、「健幸」をテーマに高石市域の課題解決や住民生活の質の向上を目的に、住民と企業が共に考え、プロジェクトの創出を目指す「ワークショップ」を開催しています。
エントリー・審査等を経て、採択されました企業が考えるテーマのもと、高石市での新しいプロジェクト創出を目指し、高石市健幸のまちづくり協議会会員企業とともに開催いたしました。
■実施事業者
ジーワン株式会社
■日程
全2回開催
■テーマ
テレプレゼンスロボット(サイバネティックアバターロボット)活用による新たなヘルスケアビジネスの創出
■対象
医療・介護従事者
■目的
労働人口の減少、少子高齢化などの問題を抱える日本において、人の分身となるアバターロボットの活用の分野が広がっています。今回、ジーワン株式会社が医療・ヘルスケア分野を中心に提供しているテレプレゼンスロボット「temi(テミ)」を活用した新しいヘルスケアビジネスの創出、事業化を検討するため、ワークショップを実施します。実際に、テレプレゼンスロボットに触れて・見て・体験し、ワークショップを通じて、その活用方法を共に検討いただき新しいビジネス創出を目指します。
■1回目
日時:12月14日(木)18:30~20:30
場所:アプラたかいし フードホール
内容:医療・介護・障がい者(専門職)向け研修会に出展したブースにて実際にテレプレゼンスロボット「temi」を体験いただき、フィードバックをいただきました。
医師・介護福祉士・社会福祉士・薬剤師・ケアマネジャー・相談員・行政職員など様々な業種の方から、「夜間などの転倒の見守り」「案内業務、吸入指導など薬情説明、独居者の認知予防」「施設内での自動見守り、巡回」などの場面で使用できそうというご意見や、「エレベーターなどの小さな段差も越えてほしい」「AIのレベルを上げてほしい(chatGPTなどの導入検討してほしい)」「利用者さんの見守りや服薬の促しなどに役立てれば良い」など今後の要望等幅広い意見をいただきました。
■2回目
日時:2月14日(水)13:00~16:15
場所:アプラたかいし 大ホール
内容:介護事業所向けセミナーに出展したブースにて実際にテレプレゼンスロボット「temi」を体験いただき、フィードバックをいただきました。
鍼灸師・看護師・介護福祉士・社会福祉士・作業療法士・ケアマネジャー・行政職員・会社員・一般市民など様々な業種の方から、「総合病院などの広い病院での案内」「待合室での事前問診」「高齢者との会話応対」「目の不自由な方の手足代わり」などの場面で使用できそうというご意見や、「人を乗せて案内できるともっと良い」「外出できるようになると良さそう」「走行スピードをもう少し落としてほしい」など今後の要望等幅広い意見をいただきました。
■今後について(希望・予定・活かせること)
・医療や介護従事者からの「人を乗せて案内できるとよい」「段差を乗り越えてほしい」「AIのレベルを上げてほしい」などtemiへの希望やご高石市民からの「機械が好きではない」「掃除もしてほしい」などtemiに対する印象など、さまざまな視点でのご意見をお伺いできたので、今後のtemiの改善に活かしていきたい。
・フィートバックを基に改善した場合は、アップデートしたtemiを再度医療・介護従事者に触れていただきたい。